大人の英会話レッスン ✈旅行英会話 知っている単語と文法で話す練習
- A+SMILE
- 2017年2月6日
- 読了時間: 2分

渡航前にもっと英語を話せるようになりたいという目標をお持ちのFさんの英会話レッスン。
大人でも子どもでも、具体的な目標があることは、言語の習得に非常に大事なことです。
今日は、いろいろな表現のご紹介を通して、「伝えたいことを、簡単な単語と構文を使って伝える」練習をしました。
Fさんのお悩みは、伝えたい日本語を頭のなかで英語に訳そうとして、語順や文法などを考え、「これで合っているだろうか」と思っている間に、話せなくなってしまうということ。
日本語を英語に訳すというアプローチからいったん離れ、自分の一番伝えたいことを簡潔に表現する例をいくつかお話ししました。「あー、それでいいんですねー!」と驚かれていましたが、それでいいのです。
また、「これで合っているだろうか」というのは、文法から英語を学習し始めた日本人(私もそうです)がよく考えてしまうことです。でも、完璧な英語を話そうとするあまり話せなくなるよりも、多少間違っていてもどんどん話したほうがコミュニケーションは円滑に行くものです。
現在の世界の英語話者には、英語をネイティブ言語としない人はたくさんいます。私も、高校で米国に留学した時に出会った他国からの留学生、通訳のクライアントだった非ネイティブのビジネスマン、企業で一緒に働いていた非ネイティブの同僚、シンガポールに住んでいたときに出会った20か国以上からの駐在員の家族など、非ネイティブの人たちと話す経験は多くありました。皆、発音や文法が完璧でなくても、気にしないでどんどんしゃべります。
そうやって意思疎通が成り立っていくものなのです。
今日はほかにも、今のままでは通じにくいと思われる発音について、鏡を見ながらFさんに練習していただきました。
また、自分の意見を伝えるときに役立つ新しい表現もいくつかご紹介しました。
でも、Fさんの場合、特に大事にしたいのは「知っている単語と文法を使って、言いたいことを言う」練習です。
生徒様のご希望や英語学習に対する考え方によって、それぞれ個別に最適のアプローチをご提案していきます。
Comments