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アドラー勇気づけ育児講座 2日間4章分終了しました


東京目黒区中目黒の住区センターで開催中のアドラー勇気づけ育児講座。

アドラー勇気づけ講座は全12章構成ですが、そのなかから、今すぐ育児に役立つ章をピックアップして、アドラー心理学やその他心理学の豆知識や、リーダーの育児体験とともにお伝えしています。

1/27と2/3にそれぞれ、1章&2章、3章&4章を学びました。3日分の講座が終わったところでまたまとめてご報告しますが、中間報告です。

現在、受講していただいているのは、育児真っ最中の方たち。

皆、お子さんも年齢が近く、和やかな雰囲気で進められたと思います。

1章の目的は、「さまざまな見方・考え方の存在を意識する」こと。

最初のワークは、それぞれ考え方の違いがはっきり出て、面白かったと思います。

これまでに私も1章を何度か受講・開催していますが、ここまで異なる見方が出てきたのは初めてでした!

1章の内容に関連して、子どもと接するときに注意しておきたいポイントもお伝えしました。

2章の目的は、「聴き上手になる」方法を学ぶことです。

びっくりするようなワークでは、皆さん、困惑していました。

その気持ちを経験することが育児にどう役立つかについてもお話ししました。

「聞く」と「聴く」の違いや、「共感」について、考えていただけたと思います。

3章では、「言い方を工夫する」ことについて学びました。

最初のワークで、個性の違いがはっきり出ました。2番目のワークや、理論の学びを通じて、皆さん、ご自分の言い方の癖や、「では、どうすればいいのか?」ということを学ぶことができたと思います。

アドラー勇気づけの育児を実践して感じた変化なども合わせてお伝えしました。

4章は「感情をコントロールする」ことが目的です。私たちが最もよく使っている感情を見直し、相手も自分も不快にしないためにどうすればいいかをお伝えしました。理論の図解は分かりやすいと好評でした。

子どもが困ったことをし始めたときに、感情の波に巻き込まれないために何をすればよいかについて、いくつかヒントをお伝えしました。

アドラー勇気づけ講座は、参加者の皆さんが自分で体験していただく実習(DO)と、自分の感じたことの振り返り(LOOK)、理論の学び、日常生活でどう生かせるか考えること(THINK)の段階を踏む、体験学習となっています。参加者同士でいろいろなことを話し合うので、そのなかから得られる学びも大きいと思います。

皆が安心して話し合える環境で経験や悩みを共有するなかで、笑いも多々あり、「90分はあっという間だった」という感想も多くいただきました。

育児真っ最中の方たちが集中して学べるように、講座には保育もつけているので、お子様たちは別室で過ごすことができます。「大人だけの学びの場があって嬉しい」というご意見もいただきました。私が保育付き講座にこだわっている理由はこちらをご覧ください。

講座では各章を終えるごとに、ひとりずつ、実習を通じて気づいたことや、理論でお伝えしたことをどのように活かしていくかについて、お話しいただきます。講座で学んだことは、すぐに育児やあらゆる人間関係に応用できることなので、少しずつでも実践していっていただけると嬉しいです。

「今まで、こういうことができていなかった」という声も多くありましたが、知らなければできないのは当然で、自分を責める必要はありません!私も、アドラーに出会うまで、全然できていませんでした。アドラーと出会った後も、完璧とはほど遠い毎日です。

でも、講座に来ていただいただけでもすごいことであり、今日学んだことをできる範囲で少しずつ実践していけば、必ず変化は現れるということをお伝えしました。私が自信をもってそう言えるのは、私がそれを自分で実感しているからです!

アドラー勇気づけ講座の受講は、年齢や性別その他の制限は一切ありません。いろいろなバックグラウンドの参加者がいるほうが気づきや学びも大きくなるので、どなたでもお気軽にご参加いただきたいと思います。今回は、育児中の方に向けて子どもとの関係を中心にお話ししていますが、対人関係全般にも応用できることなので、育児中でない方も受講いただけます。

今後の講座開催日程はこちらをご覧ください。

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