アドラー勇気づけ講座「親子の信頼関係を築く会話のコツ」

今日の勇気づけ講座は「親子の信頼関係を築く会話のコツ」と題して、勇気づけ講座の第2章と第3章をお届けしました。

第2章は「聴き上手になる」、第3章は「話し方を工夫しよう」です。

今日もママたちが集まり、育児で工夫しているところや、うまくいかないこと、悩みなどを共有しながら講座が進みました。

第2章は、「聴き下手」を体験していただく実習から始まります。

初対面の方同士が、あえて相手に失礼な態度を取りながら会話をするという設定です。話す方も聴く方もやりにくいと感じますが、子どもに対して同じようなことをしていませんか？という問いかけをして、学びを進めました。

「聴き上手」のコツもお伝えしたので、日常生活で役立てていただけるととても嬉しいです。

第3章は、「話し方」についての実習やテストを交えて、自分も相手もOKになる話し方のコツについて学びました。これも、子ども相手にはなかなかできないけれど、どうしてだろうか？と一緒に考えました。この部分が、勇気づけを育児に取り入れていくうえで非常に大事なところだと思います。

今日は5カ月の赤ちゃんも同席していただき、途中、私も抱っこさせていただき、とても癒されました。こんな月齢の子どもが数年前には自分にもいたのに、今でははるか昔のことのように思えます。

別の階の保育室では、もう少し大きいお子さんが機嫌よく遊べたようで、ママは講座に集中できました。

勇気づけ講座では、受講者の方が主体的に考えたり発言したりして学びを進めていきます。今日は、「他の人の話を聞くことも勉強になる」というご感想もいただきました。私も、いつも受講生の方々から多くの学びと気づきをいただき、感謝しています。