2017年9月期 アドラー勇気づけ講座（第5回）

アドラー勇気づけ講座第5回目、最終日でした。

今日は、午前の部では8章と9章、お昼を挟んで午後は12章を学びました。

アドラー勇気づけ講座の第8章は「自分の人生を引き受ける」。

ちょっと重いタイトルですが、アドラー心理学で重視している「自己決定性」のポイントを学ぶことができます。

皆さんで持ち寄ってくださったお菓子が並ぶなか（笑）、真剣なワークを通じて、自分の行動は自分で決められること、その重要性についてご理解いただけたと思います。アドラー心理学以外のセミナーから私が最近学んだ、病気に打ち勝つ人の特性についても、この章の内容と関連付けてお伝えしました。

続いて第9章「自分の良さを再発見する」。ユニークなワークを通して、自分が考えている自分の良さ、人が考えている自分の良さを学ぶ楽しい章です。

講座も5日目で、すっかり仲良くなった受講生の方だからこそ、お互いの良さもよくわかっています。それでも、自分では知らなかった「人から見た自分」、人にはわからない「自分だけが知っている自分」の部分もあります。それについても、ちょっとした豆知識をお伝えしました。

ランチタイムもいろいろな話で盛り上がりましたが、私は、自分がなぜアドラー心理学を学ぶことになったのか、そのいきさつもお伝えしました。

午後は、勇気づけ講座の第12章、最終章です。「勇気づける」についてのワークで、特に育児ではとても大事なポイントを学びました。最後のワークは、皆さんおひとりおひとりに私が読みあげてお渡ししましたが、読むほうも聞いているほうも、涙腺が…。皆さん、本当にがんばっているなと感じた瞬間でした。

最後に、勇気づけ講座には含まれていないけれど大事なアドラー心理学の考え方を2つほどお伝えしました。最近、プライベートで私が人にアドバイスを求められる時にも、この2つのことにヒントを得てお話しすることが多いように思います。

講座終了後も、参加者の皆さんは連絡先を交換しあい、保育に預けていたお子さんを全員でエレベーターに乗って迎えに行くほど仲良くなったようです。貴重なお時間をA+SMILEの勇気づけ講座で過ごしていただき、本当に本当に感謝しています。皆さんが、自分も人も勇気づけられるように少しでもお手伝いができていれば、とても嬉しいです。