大人の英会話レッスン 間違えやすい動詞
- A+SMILE
- 2017年4月17日
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Fさんとの英会話レッスンは、今日も「動詞」を中心に意味の確認やスピーキングの練習をしました。
日常的によく使われる動詞を100個ほどピックアップしたなかから、特に優先順位が高そうなものから順番にご紹介。
Fさんの苦手な動詞を中心にスピーキングの練習をしました。
Fさんがちょっと苦戦した「borrow」と「use」の違いについて書きます。
「ペンを貸していただけますか?」と言うときに、
「Can I borrow your pen?」
「Can I use your pen?」
両方使えます。
でもこの2つの表現、実は「借りる」ときの前提が違うのです。
さて、違いは何でしょうか?
「borrow」は、借りたものをどこかに移動させるときに使います。
たとえば、借りたものを家に持って帰るとか、別の部屋に持っていくとか、たとえ隣の席であっても授業中ずっと借りて使っているとき。
「use」は、借りたものをその場で使うときに使います。
だから、たとえばコンビニなどでトイレを使わせてもらうときには、 「Can I use the restroom?」です。
日本語では「トイレを借りてもいいですか」と言いますが、 トイレを動かして運んでいくわけではないので(笑)、英語では「use」と言います。
こんな風に、日本語と英語では概念の違う単語も多いのです。
それを確認しながら学んでいくと興味深いし、会話で互いに混乱することが少なくなると思います。
他にもいくつかの動詞や名詞について、気を付けたほうがよい英語の概念もご説明しました。
楽しい脱線も多かったですが、次回もまた動詞を中心に続けます。
Fさんとのレッスンでは、Fさんが目指している「渡航時に使える英会話」の習得を目指しています。Fさんは、「海外に行って、こんな時にはこんなことを言いたい」と、具体的な場面を想像しながら会話の練習をしています。
大人も子どもも、具体的な目標があると、語学の習得は早いですよ!
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